千の顔を持つ男 ミル・マスカラス

仮面貴族　ミル・マスカラス
まさにそのとおり、１０００のマスクを持つ男。

入場テーマ曲にしてい「スカイハイ」は
プロレス・テーマのなかでは名曲中の名曲だ。

その曲名のようにコーナーポストからの
フライング・ボディアタックが得意技。

正統派のメキシカン・レスラーだが
私は、覆面を破かれてキレたマスカラスの
ラフ・ファイトが好きだった。

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頂点を強奪！ ジャック・ブリスコ

世界にプロレス団体は、たくさんあるが
そのなかでも最高の権威をもつといわれていたのが、
ＮＷＡ　（ナショナル・レスリング・アライアンス）

その団体が保持するベルトが、ＮＷＡ世界ヘビー級タイトル。

このベルトを腰に巻くことがプロレスラーの夢であった。

そのベルトを日本人で初めて獲得したのが、ジャイアント馬場さん

そのベルトを奪取した相手が、アメリカンマットのテクニシャン
ジャック・ブリスコだった。

絶妙のタイミングで決まったランニング・ネックブリーカードロップ

今でも忘れられない。

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テキサスの暴れ馬 ドリーファンク・ジュニア

ドリーファンク・ジュニアは、正統派レスラーだ。

弟のテリー・ファンクと一緒に来日することが多く
テリーとタッグを組んで「世界最強タッグリーグ」でも優勝している。

馬場さんとは幾度か闘っているが
タッグを組むことも多かった。

下から突き上げるエルボーパットが好きだった。

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鉄の爪 フリッツ・フォン・エリック

相手の顔を片手でわしづかみ。
すると、たちまち、相手の顔は血だらけとなり
やがて意識を失ってしまう。

鉄の爪、その名のとおり
硬い爪を相手のこめかみに突き刺し、戦闘不能状態にする。
「アイアンクロー」
この使い手が、フリッツ・フォン・エリックだ。

馬場さんが、自分の額めがけて飛んでくる
エイリアンのようなエリックの大きな右手を
顔をしかめながら寸前のところで止めるシーンが
思い出される。

とにかく、エリックが来るときは我々も怖かった。

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黒い呪術師 アブドーラ・ザ・ブッチャー

馬場さんのライバルとして
真っ先に浮かぶのが、アブドーラ・ザ・ブッチャーだ。

太った巨体から繰り出す空手作法
とどめに使う技は、毒針エルボードロップ！
全体重が右腕に乗るこの技は、なかなか返せる者はいなかった。

しかし、何と言っても彼の持ち味は、凶器攻撃。
五寸釘やフォークの使い手だ。
フォークは、宿泊先のホテルのレストランから持ってきたという。

でも、なんか愛くるしい顔しているので
憎たらしいことやってはいたが、好きなレスラーだった。

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